"Organic" is not a label - but an attitude |
|
SOCIAL / 社会貢献活動
タンザニアbioreプロジェクト視察レポート
約10時間半のフライトの後、トランジット国のアラブ首長国連邦・ドバイ空港に到着。そこからまた約6時間のフライトを経て、午後3:30にタンザニアの首都・ダルエスサラーム(Dar Es Salaam)に到着しました。 ドバイからのフライトには、中国人が10人ほど乗っていました。ホテルに着くまでに車の中で聞きましたが、ここ数年やはり中国人がものすごい勢いで来ており、住み着いているものまで結構いるとのこと。市内に大きなShopping Centerも作っているという話です。また空港のすぐ横では広大な土地を買収し、ここにホテル、ショッピングセンター、富裕層向けの高級コンドミニアムを建てる予定があるとか。市内には、カジノまで作っているようで、現地の人たちの評価はまちまちのようです。 |
|
ホテルにはリーメイ社のサイモンさんが前日から来ていました。また予想外にも、これから行くメアトウ(MEATU)のBioReトレーニングセンター所長・ニランジャンさんも来ており、ラウンジで早速キリマンジャロビールで乾杯。外で飲んだが乾季なので蒸し暑くなく気持ちいい。 サイモンさんの希望で、晩飯はホテルで寿司。ニランジャンさんは娘さんが市内に住んでいるので、夕食は別に。 日本人の観光客か駐在員らしき人たちも結構いました。 |
|
7月10日 サイモンさんと朝食後チェックアウト、ニランジャンさんがアレーさんの車でピックアップに来てくれました。
前回植樹したニーム(NEEM)は少しだけだが大きくなっていました。スパニッシュ・オムレツの朝食後、日曜日にも拘わらず、BioReトレーニングセンターのスタッフのJustinaと彼女の姉が来てくれる。 |
|
少しだけ大きくなったニームの木 | |
smokeless stove | |
次に、Panocoの寄付により昨年完成したMwanyahina村の2基の井戸を見学に行きました。 1基目の浅井戸は、現在76世帯が利用(1世帯8−10人)しています。 村人たちは大変喜んでいて、感謝の歌と踊りを披露してくれました。
|
|
井戸の前に立つPanocoの野倉社長 | |
2基目の浅井戸。こちらは47世帯が利用。ここにでも結構遠くから汲みに来ないといけないようです。(広い)
その後、日曜Marketへ。前回見ているので、車で周りを通るだけにしました。相変わらず、多くの人が集まっていました。 |
|
2つ目の井戸 | |
夕方には、人造ダムに野生のカバを見に行きました。 |
|
野生のカバ(頭の先だけしか見えませんが) | |
7月12日 朝食には、ここで取れた天然の蜂蜜をパンに塗って食べました。 Mwamishali村の小学校へ。(600人の生徒)
スイスの女性が寄付をした雨水タンク(30トン)を見に行きました。 このタンクは雨期に雨水をためるためのもの。 |
|
小学校に寄付された雨水タンク | |
MwanhuziのBibiti(ジニング工場)へ。ジニングとは綿と種を分離する綿製品の最初の工程です。 ここにはジニングを行うローラージンの機械が24台もあって1日30トンの綿を処理できます。 倉庫1 : 500トン 倉庫2 : 500トン 倉庫3(野天) : 300トン 倉庫の設備はジニングの時期前には必ず掃除し、ジニング開始前に床面のはがれた所はコンクリートで塗りなおす。 |
|
倉庫外観 | |
午後、
Mwabagalu村のbioReオフィス、倉庫へ。 まだ少しだが、収穫した綿を持ってくる農家の人々が集まって、楽しげに会話を交わしている。 Paji村のTeacher’s Houseを見学に行く。 教師の住むところがないので、bioReプロジェクトの方で建てたようです。 1棟に3名で住まれるとのこと。先生にはただで貸すらしい。 建設費用はbioReが寄付をしたのか、村に貸したのかは、ちょっと聞きそびれてしまいました。 ちなみに、ここの生徒は約700人ですが、やはり少しずつ増えているようです。 |
|
Mwabagalu村のbioreオフィスへ収穫した綿を持ってくる生産者たち | |
夜はスイスから2x2+1=5人のグループがbioReプロジェクトの見学にJOIN. 彼らは前日まで、1週間のサファリツアーに行っていたようで、終わってからアルージャ(Arusha)の方から車で来られたようです。 一緒にMwanhuziのMajenta Barへ行き、チキンとビールの夕食。 戸外で涼しいが蚊が結構いて困りました。 |
|
先生用の家 | |
|