REPORT[レポート]

2014.8.24-9.1 インド工場見学

■8/24(sun)

10:35 羽田発 香港経由MUMBAI 着 23:55.
夜中にも拘わらず、Neeraj が空港に来てくれており、Eurotexの車でTrident Hotelへ。

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“Trident Hotelからの眺め①”                                 “Trident Hotelからの眺め②”

 

 

8/25(mon)

朝食後、曇っていたが、ホテル前の”Queen’s Neckless”をNariman Point までNeerajと散歩。 随分久しぶりに“Gateway of India”、Taj Mahal Hotel を見る。結構インド人の観光客もいる。 近くを歩き、”Café LEOPORD” で小休止。さすがにここは外人だけ。

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“Taj Mahal Hotelの前でNeerajと”              “Cafe LEOPORD”

Mr. Singhが来られたので、遅めの昼食を3人でEurotexの事務所近くの中華屋で (皇朝飯店)。結構高い。Eurotexの事務所訪問。旧式の事務所。結構大きなスペースを取って野菜類をプランター栽培している。事務所の中とは思えない。
皇朝飯店に頼んでおいた、夜食をピックアップし、Mr. Singh, Neeraj, 私の3人で駅へ、渋滞のため遅れて走る走る。何とかぎりぎり間に合い。飛び乗る。車両の中を席まで、10両ほど歩いた。

20:23 Victoria Terminus (今は、Shivaji Terminus) 発。2等車、エアコン付き。
とにかくスピードが遅く、停車時間が長い。
通路を挟み、片側、2段ベッド向い合せ、4人用。通路の反対側は、2段ベッド二人用。
相席になったおふたりにもビールと夕食を提供、御礼にウイスキーとカレーをいただき、とにかく一緒に狭い中で夕食。トイレは想像にお任せ。枕カバーとシーツは洗濯してありました。

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“Eurotexの事務所”                   “電車の中”

 

 

■8/26(tue)

早朝(7:20)にKolhapurに到着。生憎の雨、迎えの車で、Hotel Pearl へcheck in。
シャワーを浴びた後、工場へ。40分くらい。
Dr. Janakiram, Mr. B.N.Bhattacharya とMeeting.

工場の中を案内してもらう。水分調整窯は初めて見た。工場全体は整然とし、とてもきれいにしてありました。私たちが今使っているインドの糸はほとんどがここの工場で紡績されているものですが、検査設備もしっかりしており、とても安心しました。

駅への帰りには、少し時間がありましたので、車で20分くらいの所にある民俗村みたいなところに行きました。
かなり広く、大掛かりなもので、まだまだ拡張工事中でしたが、残念なことにどういうわけか、写真撮影は一切禁止で撮ることができませんでした。
ホテルに帰り、夜食を作ってもらい、また夜行列車へ。

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■8/27(wed)

終点までは行かず、Dadarという駅で降り、車で、空港まで送ってもらう。Mr. Singh, ありがとうございました。
1/3くらいの込みようで、予定通り、Indore着。ドライバーが出迎えに来てくれていた。
時間がないので、途中でバナナ、サモサを買い車の中で、昼食。

デシ綿の農場を管理しているKasrawadのExtension Centerへ。2か所を案内してもらう。
MOTI SINGHさん。ここは綿は2.5エーカー程との事。一度に種をまくのではなく、2か月くらいに亘り数回に分け播くとの事。早いものはすでにボールができていた。小さいものはまだ15センチほどの苗。デシ綿そのものは種は5-6種類あり、Micronaire の大きなものは普通のアップランド種のものよりも価格は随分と高いようです。強いので、糸にする時にこれを混ぜて使われるようです。

また、葉っぱがちょっと変わっており、普通の綿は丸っこいのですが、デシはギザギザしておりおくらの葉っぱの小型という感じです。ただ、びっくりすることに、双葉が出てから3枚目までは、普通の葉っぱなのに、4枚目からやっとこの葉っぱになるそうです。

それと、インドでは一般的らしいですが、あまり上に伸びさせないように1.2メートルくらいで生長点をつまんでしまい、横にもっと枝を張らせるようです。
2件目の農家の方は当日事故に会い、ご家族が入院されたとの事なので、お会いすることはできませんでした。また、トウガラシ、にんにく、その他8種類の植物で作る虫除けスプレイの原料になる草を教えてもらいました。
下にはそのスプレイを皆で作っているところの写真も載せてあります。
ヤギはこれらの植物の葉っぱは絶対に食べないそうです。強烈なのですね。

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農場見学後、センターへ。もうかなり遅い時間。

Vivekと久しぶりに会う。話によると、この2-3か月黄疸にかかり、非常に危険な状態だったそうです。先週奇跡的に回復したそうです。本当に良かった。

センターから15分ほどの所に作っている新しいbioRe School の先生とNeerajの3人で夕食。デリーから単身で来ておられるとの事、ご苦労様です。
今はすでに200人ほどの生徒がいるようです。これから更に大きくするようです。
とても楽しみ。

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■8/28(thu)

7:30 朝食、OHDの時にテントを張るところを写真に撮る。ここはコンクリートを打ってありました。
昨年は浅田氏がここに泊まり、今年は三保氏もやはり泊まるようです。

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朝食後、センター出発、新しいbioRe Schoolへ。
立派でびっくり。School Project Manager の Mr. Akhilesh Pathak に案内してもらう。
大きな建物の中は8つの教室に分かれているが、その一つずつが教室になっています。今年2月に学校の申請をし、9月から開校との事。日本でもあり得ないのに、インドでと聞いてびっくり。確かに前代未聞の速さだそうです。

まだまだ工事中で、実験農場あり、また、将来のための拡張用の土地も確保してあるようです。ここはすべてCoop Swiss の寄付によって作られているとの事。
ここは日本では中学校から高校(専門)までの年齢の子供たちの学校で、運営は基本的にA nim ation S chool から上がってくる子供たちは非常に安いか無料ですが、
近所の一般の子供たちも受け入れるとの事。その子たちの学費で運営をしていくということのようです。

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Indore: 12:20 発、Delhi: 14:20 着予定。このフライトですが、Delhi着陸の時、空港の周りだけ、荒天のため着陸できず、1時間ほど周りをまわりながら、時間つぶしをし、再度トライ。結局だめで、LUCKNOWに緊急着陸することになりました。
決定から更に1時間ほどで、LUCKNOW空港に着陸。
飛行機の中で2時間ほど待ち、その間に燃料を補給し再出発。DELH I到着は結局9時前。
RSWMのドライバーが空港で待っていてくれました。申し訳ない。途中でMr. Gautamが合流。
ゲストハウスには11時につき3人で夕食。Neerajは親の家が近くなので、自宅へ。
Mr. Gautamも帰宅。結局寝たのは1時。

 

 

■8/29(fri)3時過ぎ起床、空港へNeerajと4:10出発。
6:10 Delhi 発、7:40 Udaipur 着。
車で、工場へ、約2時間半。かなり飛ばす。道はとても良い。工場でMr. Kul Bhushan, Neeraj とVegetarianの朝食。オフィスでミーティング。Mr. S.C.Garg (big boss)、Mr. Vireshwar R. Joshi、Mr. Kul Bhushan、Mr. Mr. R.P.Gaggarと共に。

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停電のため工場が止まってしまったため、なかなか見学できず。昼食を先に取り一休み。3時くらいから工場を案内してもらう。綿は別に先に染め、重量比により、何層にも分量比により、何層にも分けて、畳んで、積み、それを手で切り原料綿とする。
紡績自体はCompact machineで。中にはSpindleから直接そのまま双糸にしているmachineもあった。
現在、工場のCAPAを1.5倍に拡張中。
試験設備完備、試験染色可(25kg釜)、糸を試験編みをする機会も1台あり。
染色設備はかなり大きい。25kg,40kg,100kg,400kg,1000kg.染料についてはオーガニックと、既存のものとの保管も分けて管理している。
非常に立派な工場です。
工場を夕方出発。車内ではNeerajとKul Bhushanが、久しぶりなのか、一段落したからなのか、Hindiでずっと話しっぱなし。
彼らは以前若い時に12年間ほど職場は違うが、同じ会社(Maral)のNOIDA(Delhi)の同じビルの中で働いていたとの事。Kul Bhushanは糸、Neerajは製品のマーケティングをやっていたようです。

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やっと9時くらいUdaipurにつき、湖のほとりの丘の上にあるHill Top Houseでビール、軽食。素晴らしい夜景。この館も今はHotel。四方が見渡せ、素晴らしいがシーズンオフの今は一泊$100くらいとの事。一方City Palaceは$1,500くらいするそう。
市内にあるRSWMのゲストハウスへ向かい、Vegetarianの夕食を取り、就寝。

 

■8/30(sat)9時に朝食を取り、10時出発。
迷って、やっとCity Palaceが見えるところ(湖)に到着。写真を撮る。
博物館あり。時間がないので、中には入らず。
別の場所からボートに乗り、20-30分湖をまわる。湖の中のCity Palaceはマハラジャのお屋敷で今はホテルになっている。とても有名で、きれいなところ。
ゲストハウスに帰り昼食。 空港へ出発、約1時間で到着。夕方DELHI着。
途中でKul Bhushanは降り、帰宅。我々はバーでビール2-3本飲み、Neerajは両親の家に帰宅。私は、NOIDAにあるRSWMのゲストハウスへ。ここでは2泊する。

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■8/31(sun)6時起き、8時朝食、11時Neerajiが来る。生憎の土砂降りの雨。METROの駅までNeerajの兄弟に車で送ってもらう。(奥さんがコベルコ建機のデリー本社に勤めているとの事。帰国後大学の同級生で今役員をやっている友人に聞いたら知っていると聞いて、偶然にびっくりしました)。METROを途中で乗り換え、INAで下車。DILLI HAATという民芸品を集めたようなとても大きなマーケットに連れて行ってもらった。中はかなり広く外国人も結構来ていました。
お土産にカシミアのストールを買いました。参考までにMETROの自動切符の写真を載せますが、
地下鉄は自動改札でそんなに混んでおらず、大昔のデリーとは比べようもない程快適でした。

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